緊急輸送道路/緊急輸送路

【読み方:きんきゅうゆそうどうろ、分類:防災】

緊急輸送道路は、「緊急輸送路」とも呼ばれ、大規模な地震等の災害が発生した場合に、救命活動や物資輸送を円滑に行うために、県や市などが事前に指定した道路(路線)をいいます。これは、人命救助活動や災害応急対策活動に必要な物資・資機材・要員等の広域的な緊急輸送を行うために極めて重要な役割を担っており、指定された道路の管理者は、各々の計画に基づき、その整備を実施する必要があります。

<緊急輸送道路の例(埼玉県の場合)>

●第一次特定緊急輸送道路

高速道路や国道など4車線道路とこれらを補完する広域幹線道路

●第一次緊急輸送道路

地域間の支援活動としてネットワークされる主要路線

●第二次緊急輸送道路

地域内の防災拠点(県庁舎、市町村庁舎、災害拠点病院、防災基地など)を連絡する路線

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