自動車ナンバー自動読取装置(Nシステム)
【読み方:じどうしゃなんばーじどうよみとりそうち、分類:防犯】
自動車ナンバー自動読取装置は、「Nシステム」とも呼ばれ、道路を走行する自動車のナンバープレートの文字を自動的に読み取るシステムをいいます。これは、日本の幹線道路などに警察が設置しているもので、自動車盗や自動車を利用した犯罪を検挙するために開発されました。その仕組みは、自動車のナンバープレートの文字を読み取ると、盗難車両や手配車両などのナンバーと照合して、リアルタイムで警察に通報します。
現在、Nシステムによって、盗難車対策や緊急配備が迅速かつ的確に行えるようになり、日本の犯罪捜査に大きな威力を発揮しています。なお、似たようなシステムに、交通量調査などに使われる、いつ・どこを・どういった車両が通過したかといった情報を取得できる「AVI:Automatic Vehicle Identification(車番自動読取システム)」もあります。