高気圧

【読み方:こうきあつ、分類:気象】

高気圧は、一般的には、周囲に比べて気圧が高いところをいいます。また、気象庁では、「高さ(気圧)の同じ面で、周囲よりも気圧(高度)が高く、閉じた等圧線(等高度線)で囲まれたところ」としており、天気図では、等圧線が円形やだ円形に閉じていて「高」または「H」と書きます。

一般に高気圧の周りの風向は、北半球では時計回りに、南半球では反時計回りになっています。また、日本付近の高気圧には、冷たく背の低い高気圧である「シベリア高気圧」や「オホーツク海高気圧」、暖かく背の高い高気圧である「移動性高気圧」や「小笠原高気圧」があります。

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