ピッキング

【読み方:ぴっきんぐ、分類:防犯】

ピッキングは、防犯用語では、ドアの鍵穴にピッキングツールを差し込んで不正に解錠する侵入手口をいいます。また、細い針金の先に耳かきのような形状をした鍵屋が使うための解錠ツールを「ピッキングツール」と言い、これを窃盗犯(泥棒)が悪用して、不法侵入するために使われています。

一般に熟練した泥棒なら、ピックングをして、1分もかからずに住居や事務所などに侵入して犯行に及ぶことができます。特にターゲットになりやすいのが、この手口に弱い「ディスクシリンダー錠」とのことです。なお、2003年9月に「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律(通称ピッキング防止法)」が施行されてからは、泥棒の侵入手口としては減少傾向にありますが、未だにディスクシリンダー錠の所は対応策を取るなど注意が必要です。

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