気象庁震度階級
【読み方:きしょうちょうしんどかいきゅう、分類:地震】
気象庁震度階級は、「気象庁震度階」とも呼ばれ、日本で使われている震度階級をいいます。これは、日本において、地震による揺れの強さを総合的に表す指標であり、防災対応の基準としても利用されています。現在、「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10階級となっており、その内容については「気象庁震度階級関連解説表」で具体的に記されています。
<気象庁震度階級の人の体感・行動について>
●震度0
人は揺れを感じないが、地震計には記録される。
●震度1
屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
●震度2
屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。
●震度3
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。
●震度4
ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
●震度5弱
大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
●震度5強
大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。
●震度6弱
立っていることが困難になる。
●震度6強
立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
●震度7
立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。