低周波地震
【読み方:ていしゅうはじしん、分類:地震】
低周波地震は、1Hzから2Hz程度の低周波の地震のことをいいます。また、低周波とは、波動や振動の周波数(振動数)が低い(小さい)ことをいいます。通常、地震が起きた時、震源から出る地震波には様々な周波数の成分が含まれていますが、地震の周波数が通常の地震よりも低い周波に偏っている地震が「低周波地震」に該当します。
一般に低周波地震は、かつては、火山活動に関連するものと考えられていましたが、今日では、プレートの沈み込み帯や活断層直下などでも検出されています。