群発地震

【読み方:ぐんぱつじしん、分類:地震】

群発地震は、群れをなして起きる地震をいいます。これは、特にどれが本震という区別もなく、似たような大きさの地震がある期間、比較的狭い地域で集中的に発生する現象を指します。また、発生期間については、短時間で終わるものから数年間もの間活発に続くものなど様々です。

日本周辺では、小規模な群発地震がときどき起こりますが、それらは火山地帯の近傍であることが多く、岩盤の破砕度が高い地域で発生しやすいと言われています。大抵の場合は、震源が浅く、小さな地震が連続的に大量発生しますが、中にはマグニチュード5級程度の地震が混じることもあります。

ちなみに、過去の群発地震の例としては、1965年8月に始まった長野県の「松代群発地震」、1978年6月に始まった伊豆半島の「伊東沖群発地震」、2000年6月に始まった三宅島・神津島・新島近海の「伊豆諸島群発地震」が有名です。

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