放射性固体廃棄物
【読み方:ほうしゃせいこたいはいきぶつ、分類:原子力】
放射性固体廃棄物は、原子力施設などの運転・点検・保守から生成する固体状の放射性廃棄物をいいます。これは、放射能の強いガラス固化体などの「高レベル固体廃棄物」と、それ以外の雑固体廃棄物を含む「低レベル固体廃棄物」に分類されます。また、放射性廃棄物とは、一般的には、法的規制の対象となる一定レベル以上の放射性物質を含む廃棄物をいいます。
現在、高レベル固体廃棄物は、表面汚染の有無などを確認した後、施設内の貯蔵ピットに保管されるのに対して、低レベル固体廃棄物は、その性状に応じて切断・圧縮・焼却等の処理後、低レベル固体廃棄物施設に貯蔵されます。