噴火
【読み方:ふんか、英語名:eruption、分類:火山】
噴火は、火山からマグマ(岩漿)などの火山物質が噴出する現象をいいます。また、マグマが地表に見えなくても、爆発が起こって基盤の岩石などが噴き飛ばされれば「噴火」とみなす一方で、水蒸気が主体の穏やかな白煙流出を「噴気活動」と呼び、噴火とは区別しています。(気象庁では、火口から固形物が水平あるいは垂直距離でおよそ100~300メートルの範囲を越したものを「噴火」として記録することになっている)
一般に火山の地下にはマグマだまりがあり、そこからマグマが上昇して地表に出る現象が噴火であり、その様式については、マグマの流動性と噴火時の揮発性成分の量に依存して大きく異なるものになります。現在、噴火は、様々な条件下で、ハワイ式噴火、ストロンボリ式噴火、ブルカノ式噴火、スルツェイ式噴火、プリリー式噴火、プリニー式噴火、ウルトラプリニー式噴火(カルデラ噴火)などのタイプがあります。