活火山
【読み方:かつかざん、分類:火山】
活火山は、一般的には、活動的で近い将来噴火を起こす可能性のある火山のことをいいます。また、気象庁では、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」のことをいいます。
現在、日本の活火山には、活発に活動している火山から、噴火の可能性はあるものの長期にわたり静穏な火山まで様々なものがあり、全部で110の活火山があります。これらについて、過去の火山活動の度合いを最近100年間と過去1万年間の2つの期間で調べ、最も活動的な火山を「Aランク」、次に活発な火山を「Bランク」、残りの火山を「Cランク」とした3つのランクに2011年6月に分類しました。
なお、気象庁の噴火警報や噴火予報などは、全国の活火山を対象に発表し、その内容には警戒事項や警戒等が必要となる市区町村を明示しています。
●Aランクの火山・・・13火山
100年活動度または1万年活動度が特に高い活火山
●Bランクの火山・・・36火山
100年活動度または1万年活動度が高い活火山
●Cランクの火山・・・38火山
100年活動度および1万年活動度がともに低い活火山
●ランク分け対象外の火山・・・23火山
海底火山や北方領土の23火山はデータが不足しているため、ランク分けの対象外